前回(VirtualBox – CentOSインストール)では、
仮想マシンのCDドライブへCentOSを追加するところまで実施しましたので、
今回は仮想マシンを起動してCentOSインストールしていきましょう。
CentOSインストール
1. VirtualBoxマネージャーから、「centos7_1」を選択して
「起動」をクリックしてください。
2. CentOSのCDイメージから起動されて以下のような画面が表示されると思いますので
「Install CentOS Linux 7」をクリック選択して、インストールを開始してください。
VirtualBoxの初心者の方で注意しなければいけないのは
ゲストOS(ここではCentOSの仮想マシン)の画面を選択すると
Windowsの操作に戻れなくなってしまうかと思います。
ホストOS(Windows)とゲストOS(CentOS)の操作対象の切り替えは
「右 Ctrl」キーを押すことで実施することができます。
※Ctrl キーは、左側と右側に二つあるかと思いますが、右側のCtrl キーで実施します。
3. インストール作業に使用する言語を選択します。
各自適切な言語を選択して問題ありません。
ここでは 「Japanese (日本語)」 を選択して 「続行」 をクリックします。
4. 「インストールの概要」の画面が表示されます。
ここでは、最低限の設定として「ソフトウェアの選択」と「インストール先」の
設定を実施していきます。
5. 「ソフトウェアの選択」をクリックすると以下の画面が表示されます。
元から設定されていた「最小限のインストール」でインストールを実施してしまうと
Windows環境のようなデスクトップ環境が入りません。
簡単に言うとコマンドでしか操作ができなくなります。
ここでは、初心者の方でもLinuxに慣れていけるように「GNOME Desktop」を選択して
Windowsのようなデスクトップ環境をインストールしましょう。
以下のように「GNOME Desktop」を選択して、「完了」を選択してください。
6. 次に「インストール先」をクリックし、
VirtualBox初期設定2 – 仮想マシンの作成で作成したハードディスク「centos7_1.vdi(20.00GB)」に
CentOSをインストールしていきますので
正しくチェックされていることを確認して、「完了」を選択してください。
7. ここまで完了すると、「インストールの開始」がクリックできるようになると思いますので
クリックしてインストールを開始しましょう。
8. 「ROOTパスワード」をクリックしてください。
9. ROOTユーザ(管理者ユーザ)のパスワードを設定してください。
パスワードの設定後、「完了」をクリックしてください。
※今後ログインや作業時に必要となりますので、忘れずに保管しておいてください。
※以下の例では、パスワードが簡単すぎて警告がでていますが
ローカル環境(勉強用)でのみ使用する想定なので問題ありません。
10. インストールが完了するまで、数十分~数時間かかるかと思います。
インストール完了後、「再起動」ボタンがクリックできるようになりますので
クリックしてください。
皆さんお疲れさまでした。
再起動を実施して、CentOSが起動してきたら
インストール後の初期設定が始まるかと思いますが
そちらは次回に記載していきたいと思います。
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