マウスコンピューター Linux 開発用PC
私がLinuxを使用する際に使用しているマウスコンピューターについてご紹介します。
プログラミングやITの学習用にPCの購入を検討している方は参考にしてください。
ターミナルなどでLinuxコマンドを学習したいと思って、MacBook Proの購入を検討したけれど、価格も高いしスペックも微妙と思っている方なども是非参考にしてください。
購入したマウスコンピューターPC

構成内容
【 型名 】LB-J770X-SH2 【 OS 】Windows 10 Home 64ビット 【 CPU 】インテル(R) Core(TM) i7-5500U プロセッサー (2コア/2.40GHz/TB時最大3.00GHz/4MBキャッシュ/HT対応) 【 メモリ 】16GB メモリ 【 SSD 】256GB 【 HDD 】1TB HDD 【 光学ドライブ 】 光学ドライブ非搭載 【 液晶 】13.3型 【 無線LAN 】無線LAN ( IEEE802.11ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 ) + Bluetooth(R) V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2) 【 重量 】約1.4kg
私は、上記のPCにLinux(Kali Linux)をインストールして使用しています。

Mac同様にターミナルも使えますし、実務でも使われているようなLinux OSをインストールすれば、仕事で使用するものと全く同じコマンドを使用することができます(Macは一部コマンドが違う)。
またWindowsだとサーバ構築などには、いちいちインストーラからインストールしたり、あの煩わしいコマンドプロンプトで操作しなければなりません。
しかしLinux OSではターミナルからコマンド一発でインストール可能ですし、慣れれば一瞬でプログラミング学習に必要なWEBサーバ、DB、キャッシュサーバなど構築することができるようになります。
インフラ系のエンジニアではなくても、基本的なLinuxコマンドの使用や環境構築は特にWeb系のプログラマではほぼ必須のスキルといって良いでしょう。
現在Windowsでプログラミングを学習していてWeb系プログラマを目指している方は、MacまたはLinuxを普段から使用して基本的な操作に慣れておくのが良いです。
しかしながら、Macはかなりの値段がするし、その割にスペックが。。
そのため今回ご紹介しているマウスコンピューターであれば、スペックも値段も圧倒的に良い物をGETでき、オススメですので、是非検討してみてください。
MacBook Proとマウスコンピューターの価格を比較
マウスコンピューターは新しい物が発売されていたので、15インチ(モデル名:m-Book K686XN-M2SH2)と13インチ(モデル名:m-Book J370XN-M2SH2)を例としてご紹介します。
比較一覧
13インチ | 15インチ | |||
---|---|---|---|---|
MacBook Pro | マウスコンピューター | MacBook Pro | マウスコンピューター | |
CPU | Intel Core i5 | インテル® Core™ i7 | Intel Core i7 | インテル® Core™ i7 |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD | 256GB | 256GB | 256GB | 256GB |
ハードディスク | なし | 1TB | なし | 1TB |
価格 | 164,800 | 124,800 | 258,800 | 119,800 |
上記の表を見て分かる通り、MacBook Proとマウスコンピューターを比べるとかなり値段が違うんですよね。
確かにMacBook Proってかっこいいけど、ここまで値段違うともったいないですよね。
Windowsだとターミナルが使えなかったりコマンド操作がしにくいですが、先ほどもいいましたが、マウスコンピューターを購入してLinuxをインストールしてしまえばいいのです。
しかも、Ubuntu(Linux OS)を入れてしまえば操作感もそこそこMacに似ています。
気をつけたいのは、プログラミング学習用にPCを買うなら、13インチのMacBook Proを買うより、15インチのマウスコンピューターを買った方が絶対にいいです。
例えば、プログラミングでJavaを勉強したいとして、Javaで開発する際にはデファクトスタンダードになっているIDEのEclipseを使うとします。
13インチのMacBook Proではメモリが8GBのためかなりもっさりしていて開発が捗りません。
その点、同程度の価格で、マウスコンピューターは16GBのメモリがあるので、Eclipseを使用しても問題なく開発を進めることができます。
(メモリが8GBでは通常使用であれば全く問題はありませんが、開発には不向きです。)
追加で確認しておきたいのはMacBook Proとマウスコンピューター共にSSDが使用できますが、MacBook Proは256GB程度のSSDしかない一方で、マウスコンピューターはハードディスクが1TBついていますので、容量を気にすることなく学習を進められます。
さすがに、プログラミング学習だけでなく、普段の使用時でも音楽や写真などを入れるともうSSD256GBではきついかと思うので、HDD1TBがついているマウスコンピューターが圧倒的に良いでしょう。
プログラミング学習用PCのオススメのスペックとオプション
長期的にプログラミング学習用に使っていけるようなPCのオススメのスペックをご紹介ます。
CPU
CPUは、Core i7あたりが理想でしょう。
金額的に厳しい場合は、Corei5あたりでもなんとかなります。
複数コアあると、なおプログラミング学習の際に役立ちます。
メモリ
個人的には16GB欲しいです。
メモリが少ないと、重たい開発ソフトなどが苦痛になります。
それに検証環境などをローカル環境に構築することなどがあるかと思いますが、8GBで仮想マシン動かすのは結構キツイです。
メモリはあればあるだけ嬉しいです。
SSD
絶対SSDがいい!という人はいるかと思いますが、個人的には別にHDDでも良いです。
金額に余裕があれば、もちろんSSDの方が良いでしょう。
ハードディスク
プログラミング学習に使うのを考慮すると、1TBぐらいあれば容量に気を使わずにPCを使用できるかと思います。
容量が足りなくなって外付けとかは結構持ち運びとか面倒だし、落としてなくす危険性とかもあるので、やはりある程度は容量があった方がいいですね。
光学ドライブ
ノートPCに光学ドライブはつけない方がいいと思っています。
その分値段も張るし、ノートPCは持ち運ぶものなので邪魔です。
光学ドライブは非搭載のものを選びましょう。
無線LAN
無線LANはできればついている方が良いです。
まぁ最悪ついていないなら外付けでもいいと思います。
液晶
持ち運ぶことが多いと思うので、断然13インチがよいです。
15インチは持ち運ぶには適さないと思うので、間違って購入しないようにしましょう。
※外へ持ち運ぶ予定がなければ、15インチでも問題はありません。
重量
外へ持ち運ぶのに、2kgあるとつらいです。
軽ければ軽いほど良いです。1.5kgあたりの物がであれば良いです。
予備バッテリー
マウスコンピューターで購入するのであれば、オプションで付けておくと役に立ちます。
サポート
個人的に保証は入っておきたいタイプなので、もしものために入っておくと良いでしょう。
オススメのマウスコンピューター
上記を踏まえたオススメのマウスコンピュータをご紹介します。
mouse F5-i5 (インテル® Core™ i5-10210U 搭載)
スペックもちょうど良いぐらいで、値段もかなりお手頃なので、オススメですね!

mouse X4-B
こちらもスペックはちょうど良いぐらいで、値段もお手頃です。
見た目が、オシャレで良い感じです!

m-Book K700XN-M2SH5
少し値段は高くなりますが、ハイスペックなので、頻繁にパソコンを使用する場合や、プログラミングでガンガン使用してく場合はオススメです。

マウスコンピューターの購入は、上記のロゴからもご購入できます。
普段使いのPCにオススメなLinux OS
オススメ第一位
Linux OSを使用した事がない方または、仕事でしか使用したことがない方は、Ubuntuが一番オススメ。
普段使用のPCにする場合は、できるだけDebianの派生であるものを使った方が色々なGUI系のソフトが提供されているため、困らない(UbuntuはDebianの派生)。
例えば、Skypeのアプリを使いたい時など、Redhat系のLinuxの場合は、そもそも商用利用を前提としているのかインストール時にエラーが出るなどしてめんどくさかったりした記憶がある。
デスクトップ環境で色々試せるし、インターネット上にも情報が豊富なため、エラーが出ても比較的解決しやすい。
ともかく、普段使用のPCなら、Ubuntuがベスト。
オススメ第二位
こちらもDebianの派生であるため、普段使用のPCでも使いやすい。
Ubuntuとの違いは、Kali Linuxは、ペネトレーションテスト(セキュリティの脆弱性診断テスト)用のOSのため、そのようなツールがインストール時から入っている。
Linux OSの操作に慣れたきたら、ブルートフォースアタックや辞書攻撃、無線ランのパケットをキャプチャして解析などしてみればセキュリティの勉強になるかもしれません。
※くれぐれも悪用はしないように。

オススメ第三位
CentOSは、Redhatの派生のOSとなります。
やはりUbuntuなどと比べると普段使用のPCとしては使いにくさはありますが、業務など商用環境でかなり多く使われているOSなので、とても勉強になるかと思います。
またOracleを構築する時などは、CentOSかOracle Linuxが構築しやすいかと思うので用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。

Ubuntuを使用している2歳児
実は、私の息子(写真撮影の時点2歳)もUbuntuを使っています。
私が普段からPCを使用しているため息子もPCが欲しくて仕方がなく、中古で1万円のPCを買いました。
しかし、確かに中古でも使えはしたのですが、動作が重くて、正直ダメダメでした。
なので、Windowsを完全にUbuntuで上書いて、使用したところホント快適でした。
基本的にWindowsよりもLinux OSの方が快適に動作するため、中古PCや古いPCで重たいWindowsがあればLinuxに置き換えてしまうと動作も軽くなるしとても良いです。

とはいってもまだ2歳なので、タイピングもできないためYoutubeをひたすら見ているだけですが、本人は自分のPCを持てて満足の様です。(笑)

マウスには、このような子供の学習サポートに使えるPCもあるようで、大きくなったらうちの子供にも購入を検討しています!

普段使いのPCでLinuxを導入する上での注意点
無線LAN
Linux OSをPCにインストールすると、使用しているPCとの規格が合わず時々無線LANが使用できない時があります。
もしもの時のため、有線LANの使用も考慮に入れておくのとその規格に対応した外付けの無線LANを購入することも念頭に入れておいてください。
ただし、マウスコンピューターのPCであれば最新のUbuntuかKali Linuxでは、無線LANの問題は特別ないかとは思いますが、そこは勉強だと思って自分で試してみましょう。(保証はできかねます。)
もしうまくいかない場合は相談に乗りますので、コメントなり、お問い合わせください。
光学ドライブ
基本的にノートPCに光学ドライブは付属させる必要がないので、Linux OSをCDからインストールする際は、外付け光学ドライブを事前に購入しておいた方が良いでしょう。
CD
基本的には、Linux OSをCDからインストールするため、Linux OSを焼くCDが必要です。
ディスクのパーティション
特別Windowsを上書きしたい理由がなければ、一つのPCにWindowsとLinux OSを両方入れてデュアルブートにすることをオススメします。
Linuxが最初は慣れないうちは使いにくいかと思いますし、LinuxではできないこともありますのでWindowsは消さずにしておきましょう。
その際、PCのディスクをWindowsを入れる場所とLinuxを入れる場所(パーティション)を分けて、Linux OS用のパーティションにインストールすればデュアルブートが可能ですので、以下のサイトを参考にしてください。
※Linux OSインストール用のパーティションは、未割り当ての状態としておいてください。
[Windows 10] パーティションを作成/削除する方法 – VAIO サポート FAQ
仮想マシン
Linux OSは、MacやWindowsと比べもとても使いやすいし、素晴らしいOSです。
しかし、Linux OSを使ってできないこともあるのも事実です。対応していないソフトなどが多数あります。
その際は、仮想マシンをLinux上に立てて、Windows仮想マシン上で、作業するようにしましょう。
これで、不可能な事はなくなります。
プログラミングやサーバ構築は、Linux OSで実施し使えないソフトはWindowsで実効しましょう。
(実際はLinux OSで十分対応できます。ラインなどはクロームの拡張機能で、オフィスなどは、代わりにより優れたGoogle スプレッドシートを使用することができます。)
マウスコンピューターにLinuxを導入する手順概要
詳細は、ご質問等が多い場合は別途記事等を掲載しますが、ここでは簡単に流れを掲載しておきます。
Linux OSインストールCDの準備
各ディストリビューション(Ubuntu, Kali linux, CentOS)等の公式ページからisoファイルをダウンロードして、CDへ焼きましょう。
Linux OSの起動
Linux OSのCDが準備できたら、光学ドライブにセットし、PCを起動しましょう。
セットしたLinux OSをPC上にブートさせるには、UEFI(BIOS)などからCD/DVDを起動みたいなところがあると思いますので、そちらから起動してください。(PCによっては、BIOSからの起動順番を変えて、CDからブートさせる必要があります。)
PCにより異なりますが、マウスコンピューターでは、確かSecure bootにより、警告でLinux OSをブートさ競られなかったかと思うので、その場合はUEFIからSecure bootをオフにしてください。
Linux OSのインストール
Linux OSを起動できたら、あとはインストーラの画面に従うだけです。
インストール後すぐにLinuxが始められます。
最後に
マウスコンピューターを購入して、Linux OSでプログラミング。
いかがでしたでしょう。ご不明な点は、コメントなり、お問い合わせでお受け致しますので、是非Linux OS試してみてください。
コメント