direnvインストール Miniconda Ubuntu
久しぶりの記事の更新になりました。
昨年の10月から転職し、プログラマーを始めて、もう半年が過ぎてしまいました。
あっという間ですね。
さて、ブログのネタは大量に溜まってきたのですが、今回は備忘録として、普段からよく使用するPythonの環境周りの記事を書いておきます。
direnvを使用すると、ディレクトリ(プロジェクト)ごとに使用するPythonの環境を分けられるので大変便利です。
プロジェクトによっては、例えばDjangoの古いやつを使っていたり、新しいやつを使っていたりで、Pythonの仮想環境を使って、環境を分けているかと思いますが、今回紹介するdirenvはプロジェクトのディレクトリに移動したら、自動で仮想環境も切り替わってくれるので、いちいちコマンドで切り替える手間がないため、オススメです。
仮想環境には、venvやvirtualenv、pipenvなどを使用している方も多いと思いますが、今回はMinicondaを使用します。こちらは、データ分析やWebと機械学習組み合わせたりする時もとてもオススメです。
Minicondaインストール
Minicondaのダウンロード
上記からMinicondaをダウンロードします。
自分はUbuntuなので、LinuxのPython 3.6を選択しました。
コマンドでダウンロードしても良いです。
$ wget https://repo.continuum.io/miniconda/Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh
Minicondaのインストール
ダウンロードしたMinicondaを以下のコマンドで実行します。
$ bash Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh
基本的にAnacondaとインストール方法は同じなので、
詳しくは以下を参照してください。

Condaコマンドの基本的な使い方は以下の記事を参照してください。

direnvインストール
direnvダウンロード
上記から最新版のdirenv.linux-amd64のリンクをコピーして、例のように使用してください。
$ wget -O direnv [URL] 例) $ wget -O direnv https://github.com/direnv/direnv/releases/download/v2.6.0/direnv.linux-amd64 $ chmod +x direnv $ sudo mv direnv /usr/local/bin/
~/.bashrcに追加(Bashの場合)
$ echo 'eval "$(direnv hook bash)"' >> ~/.bashrc
.direnvrcに追加
以下設定は、上記に書いてあったので、入れてみたが、別になくても良さそう。
minicondaをPATHに追加してない時は、やるとよさそう。
$ vi ~/.direnvrc ---------------------------- layout_anaconda() { local ANACONDA_HOME="${HOME}/miniconda3/" PATH_add "$ANACONDA_HOME"/bin if [ -n "$1" ]; then # Explicit environment name from layout command. local env_name="$1" source activate ${env_name} elif (grep -q name: environment.yml); then # Detect environment name from `environment.yml` file in `.envrc` directory source activate `grep name: environment.yml | sed -e 's/name: //'` else (>&2 echo No environment specified); exit 1; fi; } ----------------------------
基本的な使い方
ざっくり使い方を記載しておきます。
例えば、なんかのプロジェクトがあるとします。(~/my_project)
プロジェクトフォルダへ移動
$ cd ~/my_project
仮想環境作成
プロジェクトごとに仮想環境を作成できます。
$ conda create -n my_env python=3.6
.envrcを新規作成する
プロジェクトディレクトリへ移動すると、先ほど作成した仮想環境へ自動で切り替えてくれるようになります。
手順3.3をやった場合
layout anaconda 「仮想環境名」
$ direnv edit . -------- layout anaconda my_env --------
手順3.3をやってない場合
source activate 「仮想環境名」
$ direnv edit . -------- source activate my_env --------
direnvを使ってみる
これで、プロジェクトディレクトリに移動すると、自動的にcondaの仮想環境をきりかえてくれるようになりました。
$ cd ~/my_project direnv: loading ~/.direnvrc direnv: loading .envrc direnv: export +CONDA_DEFAULT_ENV +CONDA_EXE +CONDA_PREFIX +CONDA_PROMPT_MODIFIER +CONDA_PYTHON_EXE +CONDA_SHLVL ~PATH
補足
direnv: $EDITOR not found.
上記のエラーが表示されたら以下を追加する。
vi ~/.bashrc ------------------ export EDITOR=vi ------------------
既に.envrcがある場合
初回にプロジェクトディレクトリへ.envrcを作成するときは、「.」をつけますが、二回目以降から、編集するときなどは、以下のように「.」をつけないで大丈夫です。
$ direnv edit
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