display_errorsとは?
PHP: 実行時設定 - Manual
エラーをHTML出力の一部として画面に出力するかどうかを定義します。
display_errorsを指定することで、PHPで発生したエラーを画面に出力できます。
PHPでプログラムが期待通りに動作しない場合に、デバッグする際の補足情報として手がかりにすることができます。
ソースで指定する方法
エラーを表示する
display_errorsをini_setでPHPプログラム内に指定して、エラーを画面に表示する方法です。
パラメータに1を渡します。
PHPプログラムに指定するだけなので、簡単に設定をすることができます!
<?php // エラーを表示する場合 ini_set( 'display_errors', 1 ); $x = 10; echo $x; echo $y;
表示結果
このように、Noticeとして定義されていない変数の情報が表示されています。
エラーを表示しない
こちらは、エラーを非表示にする方法です。
同様にPHPプログラム内にdisplay_errorsを指定しています。
パラメータに0を渡します。
<?php // エラーを表示しない場合 ini_set( 'display_errors', 0 ); $x = 10; echo $x; echo $y;
表示結果
PHPの設定ファイル(php.ini)で指定する方法
php.iniに設定を記述して、エラーの表示を制御する方法を確認します。
こちらのサンプルを実行して、エラーが画面に表示されるか確認していきます。
<?php $x = 10; echo $x; echo $y;
エラーを表示する
設定ファイルでは、display_errorsをOnにします。
表示結果を確認すると、ちゃんと有効化されていることがわかります。
php.ini
; エラーを表示する場合 display_errors = On
表示結果
エラーを表示しない
エラーを表示しない場合は、設定ファイルでは、display_errorsをOffにします。
php.ini
; エラーを表示しない場合 display_errors = Off
表示結果
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